コンピ 出たよ
みなさんこんばんわ!芽田でっす!
さてさて・・・
2月15日に全国各地の熱き若手による熱烈コンピ、その名も
『Track Cruising.』
in the room.
on the floor.
2枚のアルバムが無事リリースされました!
今現在3週間が経ち(早いね〜)、たくさんの方の耳にお届けができており本当に感慨深いです!
デ感謝(デカんしゃ)です!本当にありがとうございます!
私はin the room.の1曲目 Slow Confidence (prod by Nerubeats)で参加してます。
俺の大好きトラックメイカーNerubeatsとの共作です!感謝と感動すぎる!
なんだか明日に期待しがちだけど、今日までの昨日だって悪くなかった気がする・・・!
素敵な仕上がりになりました。本当にありがとう!
ぜひチェックしてみてくださいねっ!
配信サイトは以下に!!!
Sound Cloud
https://mobile.twitter.com/trackcruising
Webサイト
https://www.track-cruising.com
情報盛りだくさん!是非とも合わせてご覧ください!!!!
さて今回のコンピは、関西トラックメイカー界Potluck lab.での出会いをきっかけに、世界線が急に交わった各地のトラックメイカー達が有志で集まり制作をした、全てがDIYの非公式コンピです。
今回は制作過程、グッドだった点や猛省点、当時のお気持ちを完全私視点で赤裸々に残せたらと思います。How toではないのでそこだけ勘弁してー!!
文を書くのが上手ではないので、所々何言ってんだこいつ????となる場合があるかとは存じますが何卒ご笑覧いただければと!
まあまあ長い文を書きます。一応以下に目次を書かせていただきますね。
1. はじまり
2. 制作
3. 今後のこと
付き合えるところまでついてきな!!!!じゃあ行くぜ!!!!!
1. はじまり
全てのはじまりは2019年5月、京都某所で行われたトラックメイカーによるトラックメイカーのためのワークショップにて・・・・
Potluck lab.の情報(大活躍中偉大トラックメイカー達が登壇しテーマ別の講演。楽曲制作のチップス、制作極意やバイブスなどを教えてもらえる。毎度、固すぎず柔すぎずと言ったなんとも絶妙な構成でめちゃくちゃ面白いし勉強になりハンパない。現在3回目の開催が完了しており参加者は70名くらいまで増加。8割強が自ら楽曲制作を行っている者達というおもろい場。各々作品を持ち寄り、会の途中で音源大音量視聴回もある。生産者の顔が見えるし見られるので少し恥ずかしいながらもめっちゃ盛り上がる。最高。心の支え。)
回を重ねるうちに顔見知りの人も増えてきて、さらに主催の計らいで酒を飲み語る場が提供されているため音楽友達がモリモリ出来る。(不思議なことにマジで全員超良い人)そのうち、コンピとかやりたいね〜というのがちらほら耳に入るようになりました。じゃあやりましょうよ!ということで行動力しか取り柄のない私は、参加者オープンチャットの場をお借りして「コンピ参加したい奴は手を挙げな〜!!」とかなり軽率に声をかけてしまったわけです。当初の私の予想は多くて15人くらいかしらね・・・・という具合ではあったのですがなんと26人も名乗りをあげてくれちゃったわけです。嬉しい反面、クソ焦り散らかしたのを覚えています。(自身のコンピ制作経験はおろかコンピ参加経験すらないですが本当に大丈夫なのですか・・・・)
こうして、制作スタート!!!
2.制作
いざ制作、と言ってもマジで何をすれば良いんだよ・・・・
ていうか冷静に考えて・・・・・26人てなに・・・はへ?????
最初は、いけるやろwwwwwとアホみたいな顔をしていた私もどんどん焦りのバイブスが出てきてしまいました。近所にお住いの(?)トラックメイカー、ほ氏(hoshiasahi)と永瀬(nagase)は、当初から、なんかあったら協力するよ!と言ってくれていたのでお言葉に甘えまくって、無事運営に加わっていただくことになりました。君達がいなかったら今頃舌噛み切って死んでいるところでした!!!!!マジでありがとうございます!!!!
さて、無事心強い仲間もできたところで本格的に開始〜。イントゥネッに教えを乞うか・・・・と探してみるもののコンピ制作のHow toってあんまりないんですよね。なので提出音源の条件とかはコンピ参加募集サイトなどを参考にしました。
まず決めた項目は以下です。
□メンバーとの連絡の取り方
□コンピを出す企画名
□コンピのテーマやアルバム名
□スケジュール感
□楽曲提出の条件
□配信方法
□ジャケットやロゴ、PR方法
□メンバーとの連絡の取り方
今回メインで使用したのはLINEのオープンチャット。リアルタイムで意見交換ができるのはとても便利でした。何か意見や各自の情報を提出をしてもらう場合はGoogleフォームを使用しました。Googleグループも作ったのですが今回はあんまり活用できずでした。今回の反省点は、Googleフォームを作り過ぎた点です。都度都度情報の提出をお願いしてしまったのでメンバーの手間が増えてしまったのと、スプレッド(シート1枚)を使用してそれぞれの情報を管理していたのですが26人分の情報を毎度付け合わせしなければならずで大変でした。スプレッドは今回運営側で修正や追記を行なっていましたが、全体共有にして各自で修正・追記してもらうってのもアリだったかなと思います。制作開始時に必要な情報提出1回、音源提出と同じタイミングでその他情報提出1回、の計2回に絞れたらベストだったと思います。
□コンピを出す企画名
企画名については今後また活動する可能性があるならあったほうがいいと思いました。なので一回きりならばなくてもいいのかなあとも思います。ただ、なんとなく企画名あったら楽しいし嬉しいよね!!!Googleフォームで企画名案の募集をかけたあと、投票をしてもらいました。今回はとみめい氏考案のTrack cruising.とっても素敵な名前!ありがとう!ボンボヤージュ!
□コンピのテーマやアルバム名
考え方として、テーマやモチーフを先に決めてそれに沿った曲を提出してもらうのか、参加者が普段制作しているだろう曲からテーマを考えるのか。今回は後者寄りの考え方でした。参加者も多いので二種類作ることは決めていました。が、まー苦悩。まず、参加者26人の音源を均等に分けることができるテーマってなんだろう。・・・・いやむず!!!わからん!!!一旦運試し的にルーム系/フロア系(ルーム系は部屋で聴きたい音楽、フロア系はフロアで踊りたい音楽)で集計をとってみると、あら不思議。均等に分けることに成功!驚異的グッとパー運。アルバム名は企画名と合わせて決定しましたので同じくとみめい氏の案!素晴らしいです!!他にも色々な案が出ていて楽しかった!
□スケジュール感
これめっちゃ大事ですよね。マジで大事。猛省しています。
11月後半に制作を開始、そして配信を2月中旬に決定。ここから逆算して立てて行きました。1月中に楽曲提出。12月中に情報の提出(アーティスト情報など)と整理。PRや告知面のスケジュールは特に決めていなかったのですがこれも決めといたほうがいい気がします。
今回の反省点は楽曲提出〜リリースまでの準備期間を短くしすぎた(2週間)ということなんですが、あらかじめPR・告知のスケジュールも決めとけばなんとなくクソかつかつなことに気づいていたような気がしています。そもそもコンピ制作の段取りをよく熟知していたらこのくらいのスケジュールで良かったかもしれませんが・・・・。制作開始から1ヶ月くらいで基礎決めて、2ヶ月目までに楽曲提出、翌月(3ヶ月目)に、PR・告知の準備と実行、作業や調整およびチェック、完パケ、事前アップロードまでを済ませてからの4ヶ月後にリリースの方が精神的にベストだったかもしれません。正直なところ余裕なさすぎて完パケが超絶ギリギリになり、焦ってアップロードしてミスったり、Bandcampも1日遅れてしまったりでしたので・・・・・。PRもちゃんと前もってやれたら良かったなと。でもほんと勉強になりました。
□楽曲提出の条件
音源の条件はコンピ参加募集サイトからなんとなく引っ張ってきたのと、みんなに相談してこんな感じかなという項目を以下に書き残しておきます・・・・。
・16bit以上44100Hz以上wav形式
・マスタートラックにダイナミクス系のEQはかけない(個別トラックはOK)
・M/S処理などは各自お好みで。
要はあんま大きすぎたり小さすぎることがないように、よろしくな!みたいな感じだと思います。
曲順決めるのは夜中にほ氏と通話しながら、アルバム内のバイブス似てる曲でまとめながら考えたり、この曲の終わり方はこうだから、次はこの曲きたらかっこ良くね!つかみんなマジ音源やべえな〜〜とか話しながら決めました。楽しかった。
制作中に合宿を開いたんですが(総勢16名)バカでかいメゾネットマンションを一部屋借りて、軽いミーティングやコンピの楽曲試聴会を兼ねて酒飲んだりUNOしたり制作が始まったり色んな話したりと超楽しかった・・・、その人となりみたいなのを知ると、聞く側視点で、その人の音楽により一層の深みが出るというか、良いよねこういうの。そもそもDTMは良くも悪くも孤独で、自分に向き合ってる時間も長いから、みんながその中で普段考えていることが少し見えたような気がしてとても良かった。モチベ上がる!合宿の中で、マスタリングを永瀬と学位が快く引き受けてくれました・・・!全体的に聴きやすいアルバムになって本当に素晴らしいです。リリース目前の全然時間ない中、本当にありがとう!!
□配信方法
配信方法は今回Sound CloudとBand campで配信しました。Band campに関しては投げ銭機能を使わないのであればなくても良かったかなあ・・・。今回頑なに金銭が発生しないように制作を進めてしまったので、あまり活用できてる感じはないです。(と言ってもBandcampでもファンの方がついたりと嬉しいです!ありがたや!)それぞれTrack cruising用のアカウントを作成して配信をしました。サンクラはアルバムの一括アップロードができるので楽ですが、Band campは個別で上げねばならず、でちょっとだけ大変でした。
アップロード係とリアルタイムでチェックする係で2〜3名でやると捗るし楽しいです。
□ジャケットやロゴ、PR方法
ジャケに関してはHYPER THANKS BOMB氏、通称ハイパ君が制作してくれました。光の速さで超クール!なジャケを提供してくれました・・・ハイパ君は曲もかっこいいインダストリー風味で最高だし、グラフィックもかっこよすぎるので尊敬しています。本当にありがとう!!!!
ロゴはとみめい氏!こちらも光の速さでめちゃかっこいいのを提供してくれました。フライヤーもとみめいちゃんなんですが、おしゃれでなんでも出来てもう憧れずにはいられない女の子よ・・・・。修正の対応も早すぎて神でした。本当にありがとうね!!!
PRについてはまず、SNS運営と素敵すぎる各曲トレーラーをほ氏が担当してくれてます。そしてイカしたWebサイト制作はnagase!!時間のない中めちゃくちゃ頑張ってくれて、本当にデカい涙でた。二人は私の心までも暖かく支えてくれました。ありがとう!
参加者全員いろんな意見出してくれたり、励まし合ったりしながら制作したんですけど、文化祭リバイバル感あってドキドキした。
まじでみんなのクリエイティブさには脱帽でした。嫌な顔一つせずに引き受けてくれて心からの感謝です。超かっこいい・・・BIG LOVE・・・・!
という感じで、全てのリリースを無事終えました。みんな本当にここまでありがとうございました!!
制作中に相談に乗ってくださった方々も、応援してくださった方々も本当にありがとうございます。
なんかもうこれは愛の結晶ですわ・・・。
おかげ様で人生的にも素晴らしい経験ができました。
コンピを聞いてくださった皆様も、関わってくれた全ての方に感謝です。
本当にありがとうございます。泣
3. 今後のこと
さてリリースが完了し、予想をはるかに超える多くの方が聴いてくださって話題にしてくださっております。
めちゃくちゃ有り難く、本当に励みになっております!やって良かった!
その中でこちらもPotluck lab.で出会ったラボメン、CeeSTeeさんより、京都メトロでリリパしませんかとのやばすぎるお誘いも頂いてしまいました。なんと・・・・
今回参加した中で22名のトラックメイカーが出演します。そんなことある!?!?
予測不能すぎてどうなるのか超絶楽しみです。ありがたい限りですね・・・
そうそう、今後のことですが、確定事項でもないし私が勝手に考えている展望について少し書き残しておきます。
結論から言うと、Track cruising Vol.2もぜひ制作したいです。
レーベルとかそんな大それたことは出来ないですけど、レーベルの一個前みたいな感じで・・・。
まだ無名のトラックメイカー達が、より音源を世に出しやすく、かつこれをきっかけに少しでも多くの人が参加者であるトラックメイカー達のことを知ってくれたら嬉しいです。個人でリリースするよりもちょっと気張っているけど、レーベルリリースするほど気張らない。参加者同士もコミュニケーションをとったり、今回もコラボなどありましたが良い刺激になればいいなと思うし、そもそも大人数で一つの作品を作り上げるってのはこんなにも素晴らしい体験なのか!と、めちゃ心震えます。実はすでに参加者同士でイベントを組んだり、共作しよー!みたいな動きも増えており今後の動きもすごく楽しみ。どんどん盛り上げていきたい!今回は色んな人を巻き込んだ(巻き込んでしまった・・・)し、これからも巻き込んでいきたいなと思っています。内輪っぽくなっちゃうのはちょっとイメージとは違うので、まだ見ぬトラックメイカーの皆さんも良かったらぜひ巻き込まれて欲しいです。
どうなるかわからんけど、今のところはこんな感じの気持ちでいます。
(個人的には今回マジで力不足すぎて本当に申し訳が立たなすぎるのと、次はもっと上手くコンピ制作の運営をしたいみたいなのもあります。が、次は多くても15人くらいで・・・照)
そんなこんなで、終わりにしたいと思います!
読んでくれてありがとうございました・・・!
なおライナーノーツを書こうと思っていたんですが、ありがたいことに今回コンピにも参加してくれているKicking mimic氏がめちゃめちゃいいレビューを書いてくれたので紹介いたします!!!愛が目に見える・・・見えるぞ・・・・・!
スペシャルサンクス、Potluck lab.各位
今回本当にここまで出来たのは皆様のおかげです。
改めて凄さを実感。ありがとうございます・・・!
トラックメイカーもこれからトラックメイク始めたい人も全員参加して欲しいくらい最高の界です。
ハワ!??!長くなってしまいました・・!!ではでは〜!!